| 日本の報道によると、日中の子どもたちが力を合わせ中国・内モンゴル自治区の大草原を踏破する「地球冒険隊」が今夏、十周年を迎える。福岡、宮崎県の市民団体が、中国側と協力し毎年行っている自然の中での体験交流イベント。今年は北京での記念セレモニーも計画されている。
この冒険隊は、遊びを通じ、感性豊かで社会性のある子どもを育てようと、一九九一年から福岡市の特定非営利活動(NPO)法人「遊び塾ありギリス」を事務局に、両県内の市町村やボランティアが組織する「国際青少年冒険実行委員会」が主催。中国の「宋慶齢基金会」が受け入れ先となっている。
毎年の冒険では、両県の小学生―高校生と中国側の計約六十人が、医療班など大人たちのバックアップを受けながら、内モンゴルの草原などを歩き、サバイバルキャンプを体験。日中の子どもたちが、身ぶりや筆談でコミュニケーションしながら交流する。
ありギリス塾長の小田切直人さん(55)は「友人たちと冒険をやり遂げた達成感は、大きな自信となるようです」。子どもたちが、広い視野をもったり、新しい一歩を踏み出すきっかけになれば、と取り組んできた。
今年は、七月三十一日から八月十日にかけ実施。このうち五日間で内モンゴル・シリンホトの草原約六十キロを踏破する。十周年を記念し、北京でのセレモニーほか、現地での植樹なども予定されている。
募集対象(原則)は、福岡・宮崎県内の小学五年―高校生の男女。参加費は十二歳未満二十三万円、同以上二十六万円で、別途諸経費(傷害保険料、ビザ取得費など)一万五千九百円が必要。締め切りは六月二十日。
問い合わせは、ありギリス=092(846)0846=へ。

|