| 日本の報道によると、中国北方航空(本社・中国瀋陽市)は九日、新千歳―瀋陽線の運航を六月七日以降、現在の週一往復から週二往復に増便することを明らかにした。増便による利便性の向上で集客力を強化するほか、年内にも日本政府が予定している中国人団体客への観光ビザ発給をにらんで、中国からの観光客増に備えるのが狙い。
週二往復の運航は、六月七日から十月二十八日までで、現在の毎日曜日の一往復に加え、毎水曜日に一往復を運航する。需要が落ち込む冬期間は週一往復に戻す計画だ。
中国北方航空は、同路線が週一往復のため、北海道からの団体観光客やビジネス客が利用しづらいとして、増便を計画。三月に、新千歳―瀋陽線のほか、現在週二往復運航している新潟―ハルビン線の両路線でそれぞれ週一往復分の増便を運輸省に申請、今月八日に認可を受けた。
新千歳―瀋陽線は、一九九八年六月に就航し、今年四月末までで約一万四千人が利用。就航当初は、平均搭乗率が三○%台と低迷したものの、昨年一年間は採算ラインの約五○%まで上昇し、ゴールデンデンウイークをまたぐ今年の四月下旬から五月初旬は、通常の使用機であるMD―90(百五十三人乗り)を、大型のA300(二百七十人乗り)に変更して乗客増に対応した。
同社札幌支店は、今後、三泊四日など短い日程のツアーを積極的に売り込む。また中国人団体客への観光ビザ解禁後は「当社の中国国内線などを活用し、中国からの観光客を北海道に呼び込みたい」と意欲を示している。

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