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中国ニュース
2000/05/08
▽平均年齢62歳の京都登山隊 中国の未踏峰に挑戦
 日本の報道によると、旧制京都一中とその流れをくむ洛北高(京都市左京区)、鴨沂高(上京区)の山岳部OBでつくる「北山の会」のメンバーが、一中創立百三十周年を記念して、今夏、中国・崑崙(こんろん)山脈の六、五〇〇メートルの未踏峰に挑戦する。遠征隊のメンバーの平均年齢は六十二歳だが、「人生の集大成として登頂を果たしたい」と話している。

 旧京都一中山岳部は一九一五(大正四)年に創設され、故今西錦司・京都大名誉教授や第一次南極越冬隊長を務めた故西堀栄三郎、梅棹忠夫・国立民族学博物館顧問ら多くの探検家、登山家を輩出している。戦後の学制改革で、新設の鴨沂高と、二年後に開校する洛北高に分かれ、それぞれの山岳部が一中の伝統を引き継いだ。

 九二年に一中、鴨沂、洛北の山岳部OBが集まり「北山の会」を発足。一中創立百三十周年、山岳部八十五周年、洛北高五十周年にあたる今年、「記念に山に登ろう」という声が上がり、タクラマカン砂漠とチベット高原の間にある崑崙山脈西部の未踏峰を選んだ。 崑崙山脈は、中国西部を東西に連なる大山系で、旧制三高寮歌にも「通える夢は崑崙の…」と歌われている。

 総隊長は北山の会会長の川喜田二郎・東京工業大名誉教授とし、隊長は鴨沂高二期生の高橋脩さん(68)=兵庫県川西市=、副隊長に同三期生の川井久造さん(69)=左京区=が務める。すでに現役を退いた人をはじめ、歯科医、高校教師など職業はさまざまで、最も若い隊員で五十五歳。

 登山隊は七月二十四日に日本を出発。西安からウルムチ、イエチェンを経て、八月中に登頂する計画。標高五、二四〇メートルの地点にベースキャンプを設置、氷河を横切り山頂を目指す。

 高橋さんは「年はとっても、未知への強烈なあこがれは変わらない。人生を支えてきた一中山岳部歌の一節『行く手は北山 その彼方』の精神で、登頂を目指したい」と話している。

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