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中国ニュース
2000/05/02
▽国宝ブロンズ落札は人民解放軍系企業
 日本の報道によると、香港で4月30日に競売された中国の国宝ブロンズ製品2点を約2億円で落札したのは、北京にある中国人民解放軍系の企業「保利集団」であることが1日明らかになった。落札された国宝は北京に戻され、博物館に陳列される予定という。

 問題の国宝は英仏連合軍が一八六○年に第2次アヘン戦争で北京を占領した際に清朝の離宮「円明園」から略奪した水時計の一部とされるブロンズ製のサルとウシの頭部。中国国家文物局は「略奪された国宝を中国の領土である香港で競売にかけるのは侮辱だ」と競売側に中止を求めていた。

 保利集団は、人民解放軍傘下の企業だったが、98年に政府が軍のビジネスを禁止したことから国務院直轄下となった。

 4月30日の英クリスティーズ社による競売には、保利集団の「保利芸術博物館」顧問の易蘇昊氏が参加し落札した。同博物館はこれまでも中国から海外に持ち出された国宝を買戻し展示しているという。

 易氏は「国有企業は祖国の貴重な遺産を救済する義務があり、国辱の歴史を伝えるために北京で展示したい」と1日付けの中国系紙に述べている。

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