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中国ニュース
2000/04/22
▽陳水扁氏、中台関係に第三の選択肢を提案
  日本の報道によると、台湾の陳水扁・次期総統は21日、中台関係の将来像として一種の緩やかな国家連合を意味する「邦連制」を「大いに検討する価値がある」と発言した。李登輝現総統の中台を「特殊な国と国の関係」とする「二国論」で暗礁に乗り上げた中台関係の打開に、「統一」「台湾独立」に代わる第三の選択肢を提案することで、中国政府に関係改善の新たなサインを送ったものだ。

 「邦連制」という耳慣れない用語は、台湾紙の解説によると各構成国が条約を締結して結成するもので、構成国はそれぞれ独自の憲法、外交権を持つ。他の構成国に拘束されることなく、離脱も自由にできる国家連合だという。歴史的には、英国から独立直後の米国が短期間、英国との間で「邦連制」をとったとされる。現在、「邦連制」国家は存在しない。

 陳氏は同日、17日の国民党長老会議で「李総統の二国論を捨てて、邦連制を検討したらどうか」と提案した孫元行政院長を訪問、「現状打破をもたらす新しい考え方だ。実行可能かどうか、まず台湾人民の意見を結集してみる必要がある」と積極姿勢を示した。さらに、「氷で閉ざされた(中台関係の)厚い壁を打ち壊すには、陽光が必要」とも語り、中国が「台湾独立」と警戒する「二国論」に代わり、中国が望む「統一」に近い形態の「邦連制」の提案を、台湾からの「陽光」と位置づけた。

 しかし、中国側の反応は否定的と見られ、台湾を訪問中の中国社会科学院・台湾研究所の余克礼・副所長は同日、「邦連制は中国に合わない。受け入れることはできない」と拒否した。

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