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中国ニュース
2000/04/15
▽日中朋友会 中、ロ、北朝鮮に「探訪隊」
 日本の報道によると、国際交流を進める名古屋市緑区の「日中朋友会」(浅井計弥会長)は、中国と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)、ロシアを一度に訪れる「友好探訪隊」の派遣を計画している。七月上旬から二十五日間で五千キロを走破。大自然を味わうと共に各国の小学校を訪れ「草の根外交」を展開する。

 隊は同会の会員のほか、一般から募る二十人で編成する。七月十二日に名古屋から中国・大連に入り、北朝鮮の平壌などに滞在。その後は西に進み、コース沿いの都市に立ち寄りながら、中国東北部からロシア・シベリア地方へ。一日平均二百キロの行程の大半を専用バスで移動し、タンチョウヅルの大繁殖地がある中国・大興安嶺山脈や、シベリア原生林などの大自然を体感する。八月五日に帰国する。

 また、北朝鮮では三八度線、中国で「ラストエンペラー」清国・溥儀の皇宮跡、シベリアの日本兵捕虜収容所跡なども訪れる。そして、各国の小学校を訪問する予定で、電子オルガンや文房具を寄贈し「君たちが大人になった時も平和な時代を築いてほしい」と願いを伝えるという。

 日中同胞会はこれまで、中国の農村への寄付や留学生の受け入れ活動をし、昨年は同じ探訪隊方式でチベット自治区を横断している。今回は、交流のある中国の国営旅行社などの協力で、民間団体の訪問が難しい北朝鮮の入国も実現した。

 父が日本人、母が中国人で、戦時中に日本でも、移り住んだ中国でも差別された経験を持つ浅井会長(71)は「国交のない北朝鮮や平和条約を結んでいないロシアを訪れ、二〇〇〇年という節目に少しでも平和に貢献したい」と話している。

 一般の応募資格は「心身健全で忍耐力のある人」で、定員になったら締め切る。費用は一人六十三万円。申し込み、問い合わせは浅井会長=電052(895)6976=へ。

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