| 日本の報道によると、福岡県久留米市内で、韓国の変造五百ウオン硬貨を使い自動販売機から五百円硬貨十枚を盗んだとして、窃盗罪に問われた住所不定、無職の中国人男性、自称陳和太被告(30)の初公判が十一日、福岡地裁久留米支部(大原英雄裁判官)であった。陳被告は「(密航あっせん組織の)蛇頭に二回の密入国で約五百万円の借金があり、仕事を紹介するといわれて仕方なくやった」などと述べ、変造硬貨を使った窃盗事件に蛇頭が深くかかわっていることを証言した。
冒頭陳述などによると、陳被告は中国・福建省出身で一九九八年、蛇頭に約三百万円支払い密入国。昨年七月に東京都で変造硬貨を使った同様の窃盗事件を起こし、懲役一年六月、執行猶予三年の判決を受けた。このため、同年十一月に中国に強制送還されたが、今年一月二十七日に偽造旅券を使い、新東京国際空港(千葉県)から再び不法入国。その際、蛇頭に約二百万円を支払ったという。
陳被告は「陳小華」と名乗る男に東京都内で引き合わされ同月三十日、二人で久留米市入り。
陳被告は同日午後一時すぎ、同市内の酒店の自販機で変造硬貨十枚を使い、五百円硬貨十枚を盗んだとされる。
同被告は盗んだのは四枚と主張したうえで、「男から、盗んでこいと変造硬貨を渡された」と証言。男は逃走したという。

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