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中国ニュース
2000/03/19
▽台湾に「車椅子のファーストレディー」登場
 日本の大統領によると、5月20日に第10代台湾総統になる陳水扁氏(49)の呉淑珍夫人(47)は、14年前に政治テロに遭い、その後遺症で車椅子の生活を続けている。「車椅子の第1夫人」の登場だ。

 当選後の勝利報告集会では夫と壇上に上り、支持者に馴染みのしゃがれ声で「(夫が総統になると)妻の身としてプレッシャーは大きいですが、陳水扁がこれまで貫いてきた理念で(国民に)最上の貢献をしてもらいたいと思います」とあいさつした。

 立法院(国会)議員、台北市長として多忙な政治活動を続けてきた陳氏は、どんなに遅く帰宅しても妻の体を気遣ってマッサージを欠かさない――。2人の純愛を物語る話が、陳氏の選挙のたびに繰り返されてきた。だが昨年、台湾テレビ局のインタビューを受けた呉さんは、「夫は忙しく、そんなことないわ。夫が私を構わないので怒って口を利かないこともある」と家庭生活を明かし、あっさりと陳水扁神話を否定した。その飾らない性格が魅力にもなっている。

 政治テロは1985年に起きた。陳氏が、故郷の県長(県知事)選挙に立候補。敗北の後、支持者に感謝して街を回る「謝票」の途中、陳氏ではなく呉夫人を狙って黒色の車が襲い、倒れた後も何度もひいて逃げた。

 退院して間もなく、今度は陳氏が言論弾圧事件で入獄するはめに。入獄中の夫の身代わりに立候補した86年末の立法院選挙では見事当選した。刑期を終えた陳氏が妻の秘書として3年間の議員生活を支えた。(

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