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中国ニュース
2000/03/13
▽中国・朱首相、サミット前の訪日なし
 日本の報道によると、中国の朱鎔基首相は6月下旬から7月にかけて、ドイツと東欧諸国を訪問する意向を固めた。これにより九州・沖縄サミット(主要国首脳会議)に中国の意見を反映させたいとして、日本政府が求めていた朱首相のサミット前の日本訪問はなくなった。ドイツもサミット参加国で、シュレーダー首相は昨年、いち早く中国のサミット参加を提唱した経緯がある。日独両国は北京―上海間の高速鉄道受注をめぐり競争関係にもあり、日本にとって何かと気になる訪問になりそうだ。

 複数の外交筋が明らかにした。シュレーダー首相は昨年11月に訪中した際、朱首相に訪独を要請。今回はこれに応じる形で、ベルリンでの首脳会談のほか、ハノーバーで開かれる万国博覧会の視察などが予定されている。朱首相は東欧も含め、全部で3、4カ国程度を訪問する予定だ。

 朱首相は年内の訪日も約束している。日本側は一時小渕恵三首相や与党首脳が中国のサミット招請に意欲をみせる一方、外務省が(1)昨年7月の小渕首相の訪中からほぼ1年になる(2)議長国としてサミット前に首脳の意見交換をしたい、との理由から朱首相の6月訪日を要請してきた。

 これに対して中国側は、朱首相が10月にソウルで開かれるアジア欧州会議(ASEM)首脳会議に出席することから、その前後の訪日を軸に日程を検討してきた。今年前半の訪日も考えたが、(1)総選挙を控えて日本の政局が流動的(2)大阪市で南京大虐殺を否定する集会が開かれたなど環境が十分とはいえない、などを理由に見送ることにした。すでに非公式に日本側に伝えている。

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